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上智大学のSDGs About Sophia University SDGs

上智学院サステナビリティ推進宣言

上智学院では、「キリスト教ヒューマニズム」に基づく人間教育を行っており、学生・生徒・教職員それぞれが人格の尊厳と基本的人権を認め合い、責任ある行動と謙虚な心構えをもって、世界の発展に奉仕する者となることを目指してきました。決して傍観的立場をとることなく、対話を通して地球的規模の課題解決に努める人を育てることに、各校は力を尽くしています。

2019年、上智大学を訪問した教皇フランシスコは、2015年に自ら発信した回勅『Laudato Si’(ラウダート・シ)』に触れ、「この学院は単に知的教育の場であるだけでなく、よりよい社会と希望にあふれた未来を形成していくための場となるべきです。そして、自然への愛を持ち、私たちの共通の家である地球の保護に向けられる、知的かつ先見的な懸念を表現すべきでしょう。」とメッセージを残されました。本学院は、『For Others, With Others(他者のために他者とともに)』の教育精神、ならびに『Laudato Si’(ラウダート・シ)』の7つのゴールにコミットし、教育・研究活動を通した社会課題の解決と価値創造、環境保護・保全に貢献していきます。

*UAPs(Universal Apostolic Preferences of the Society of Jesus)について

上智学院の設立母体であるイエズス会が1975年の第32総会議において信仰への奉仕として「正義の促進」をミッションに掲げ、2008年の第35総会議においてグローバリゼーションの影の側面として表面化してきた環境破壊や難民・移民の問題に目を向けました。その結果、「和解」のミッションの重要性と緊急性を訴え、「神との和解」、「人類同士の和解」、「被造界との和解」を前面に打ち出しました。
そして、2019年にこれから優先的に取り組むべき方向性をUAPs(Universal Apostolic Preferences of the Society of Jesus)「イエズス会使徒職全体の方向づけ」として定めました。​

  1. 「霊操」および「識別」を通して神への道を示すこと​
    複雑に絡まり合い、全体を見通すことも困難なこの時代の中で、私たちが「正義を促進する信仰」にふさわしい行動を識別することができ、主イエス・キリストを見いだし、主に従うことができますように。
  2. 和解と正義のミッションにおいて、排除された人々とともに歩む
    誰よりも先に私たち自身が回心し、苦しむ人々の中に苦しむキリストを見いだし、苦しむ人々に学び、キリストの霊に促されて生きることができますように。
  3. 希望に満ちた未来を創造していくために若い人々と共に歩むこと​
    若い人々がキリストを知り、愛されゆるされていることを感じ、希望に満ちた未来を創造できるよう、私たちが、若い人々とのふさわしい関わり方を見いだし、若い人々へのふさわしい支えとなることができますように。
  4. 「ともに暮らす家」である地球への配慮を協働して行うこと
    すべてを善いものとして創造された父である神の呼びかけに応え、私たち一人ひとりが、そして私たちが関わる学校や研究機関そして教会共同体が、被造物すべてのための働きに、寛大に、創造力豊かに、携わることができますように。

これらは上智学院のサステナビリティ推進に一致しており、SDGsとも合致しています。

国連と上智大学SDGs

上智大学国連Weeks

国連グローバル・コンパクトの活動

国連グローバル・コンパクトの10の原則
人権 原則1: 人権擁護の支持と尊重 
原則2: 人権侵害への非加担
労働 原則3: 結社の自由と団体交渉権の承認 
原則4: 強制労働の排除
原則5: 児童労働の実効的な廃止 
原則6: 雇用と職業の差別撤廃
環境 原則7: 環境問題の予防的アプローチ
原則8: 環境に対する責任のイニシアティブ
原則9: 環境にやさしい技術の開発と普及
腐敗防止 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み
国連グローバル・コンパクト https://www.unglobalcompact.org/
国連グローバル・コンパクトへの報告書 https://unglobalcompact.org/participation/report/cop/detail/480857
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン http://www.ungcjn.org/

国連‐責任投資原則(PRI)の署名